【中国 深セン出張記:パート3】香港 Global Sources〜皇崗口岸より中国入国

出張2日目、この日は午前中に香港国際空港横の展示場でGlobal Sourcesという見本市が開催され、取引先も数社出展していたため行ってきました。

Global Sources とは

Global Sourcesは、アジアに拠点を置くB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)のオンラインマーケットプレイスであり、購入業者と販売業者をつなぐプラットフォームです。Global Sourcesは、1970年代に香港で創業され、現在は中国、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどのアジアの国々で事業を展開しています

今回のGlobal Sourcesが主催する展示会は、【モバイル・エレクトロ】【スマートホーム&家電】【ホーム&キッチン】【ライフスタイル x ファッション】の4つのジャンルで展示会場が分けられていました。個人的には【スマートホーム&家電】もみてみたかったですが、数時間しか時間がなかったため【モバイル・エレクトロ】のみを足早に見てきました。

取引先数社に挨拶しながら回っているとあっという間に深センに移動する時間となり、13時過ぎには移動を開始しました。

取引先に国境越えができるダブルナンバーを取得したタクシーを手配してもらい、今度は香港と中国 深センの国境【皇崗口岸】へ向かいます。香港国際空港から皇崗口岸までは車で45分前後で到着します。

皇崗口岸とは

皇崗口岸は、中国広東省深セン市の龍華区と、香港特別行政区の新界の荃湾区に跨る陸路の国境検査施設です。深セン市内にあるため、深セン口岸(Shenzhen Port)とも呼ばれます。 この口岸は、中国本土と香港を結ぶ主要な陸路の出入口の1つであり、観光客や商人、貨物などが行き来する重要な拠点です。

特に渋滞もなかったためスムーズに皇崗口岸に到着しました。過去何度も来ていますが、今回は別途ビザを取得する必要やPCRの陰性証明が必須なのか不明点も多く、かなり時間がかかると聞いていたためドキドキしながら早めにやってきました。

まず一番重要なポイントとして、ビザの発給窓口の受付時間は 9:00-16:30 までとなります。これ以外の時間に来ても申請もできない、ましてや国境の通過ももちろんできません。上記の通り、かなり混み合うと聞いていたので1-2時間待ちを覚悟し皇崗口岸に到着したのは14時です。

中に入るとすぐに日本で言うVisit Japan的な入国前の健康状態チェックで WeChat から登録しろと言われます。WeChat は日本にいるうちに必ず準備しておきましょう。私達は事前にタクシーの中で登録を済ませていたため、アプリ上で発行されたQRコードをイミグレの改札でスキャンしてスムーズに通過。

このあと、正面を中国深セン側の出口として、左側のとっても狭い通路の方にに行くと特区旅遊ビザを発給してもらうための受付窓口があります。私達が窓口に行った時点では受付待ちの外国人5名が先に申請中でした。窓口横にある申し込み書類があるので、その書類に名前やパスポート番号など書類一枚に情報を記載する必要があります。とても簡単です。記載したら窓口の方に渡すだけ。このときにビザ発行手数料 168元 の支払いがあります。こちらでは現金は一切使用できず、クレジットカードで支払います。なおJCBカードは使えないため、こちらも要注意です。

その後、窓口横に顔写真撮影用の自動フォトブースがあるので、機械の支持に従ってごく普通に撮影。その後さらに10分ほど待つと名前が呼ばれて、パスポートに先程撮影した顔写真付きのステッカーが貼り付けられてビザの発行が完了です。トータル30分強でビザが発行され、スムーズに中国に入国できました。

なお、Global Sourcesに出展していた取引先は展示会最終日に片付けを終えて皇崗口岸から中国国内へ入国しようとしたところ、他の出展者の帰省と重なり、中国人でビザの必要がないにもかかわらず3時間待ちだったとのことです。

約3年半ぶりに中国へ入国、深センへやってきました。次回からようやく深セン編となります!!

パート4へ続く

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